開塾のごあいさつ
はじめまして。
地元・瀬戸市に本格的な発達障害・学習支援の塾が欲しくて開業しました。
私自身、2人の発達障がいの子どもの母であり、発達障がいの夫を持つ妻でもあります。
娘の2歳10か月時のIQ(DQ)は36、ほぼ重度の知的障害と自閉スペクトラム症。
息子の3歳時のIQ(DQ)は70、軽度知的障害と自閉スペクトラム症(当時は広汎性発達障害)。
子どもたちは、どちらもコミュニケーションが取れず多動症、障がいの症状がひどかったので、保育所は2か所、障がい児の預かり施設ですら1か所、「預かりお断り」をされたことがあります。
そんなわが子らですが、現在、上の娘はIQ100、下の息子はIQ120です。学校で発表した娘の夢は「大学院に入って歴史学者になること」、息子の夢は「面白いおもちゃをいっぱい作ること」です。
周りからは「話もできなかったのに、別人じゃない!?」とびっくりされます。実際、福祉担当の方からも「こんなに成長した子は見たことがない」と驚かれました。
IQがお子さんたちのすべてではありません。
IQが高くても特性に苦しむお子さんもいますし、低くても、周りに愛されて幸せに暮らすお子さんもいます。
ですが、福祉サービスを受けるほどではない、グレーゾーンのお子さんたちへの支援は不十分であるのが現状です。
通級指導が受けられるのは週に数回。それだけではカバーしきれないお子さんたちもたくさんいます。
学習支援で担当してきたお子さんの中には、「もっと早く基礎から教えていたら、いまの学習にもう少しついていけたはずなのに」「この子はもっとできるはずなのに、どうして成長を信じてあげなかったんだろう」と歯がゆく思うことも多々ありました。
私にとって、学習は楽しく成長できるものです。
学習支援は、楽しく基礎を学びながら、将来への選択肢を広げてあげることです。
この塾で少しでもそのお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。
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