そのお値段、安いですか、高いですか
今週は簡単なお話です。
こんなに寒いのに、自宅の給湯器が壊れてしまいました。
修理屋さんにみてもらった結果、買い替えを提案され、いくつか業者さんから見積もりをもらいましたが…
安くて13万円。高いと40万円。なかなかの出費になりそうです。
ただ、どこもコロナの影響で取り寄せに2か月以上かかるとのこと。冬いっぱいは給湯器なしの生活に。苦しくなりそうです…。
ふたつの数を比較したときに、「どちらが大きい数か」イメージしづらい子がいます。
学年が上がり、数える数が大きくなるにつれて、頭を抱える子もいます。
学校で「100万引く30万」なんて数字を見ると、「そんな大きな数の計算できなくてもいいじゃない」とか、数の比較を見て「そんなに重要かな」とか、様々な疑問の声がありますが、意外と重要です。例えば大きな買い物をするとき。
13万円って、どれくらいの値段なんだろう…。
40万円とどれくらい違うの…。
いま貯金が〇〇円くらいあるけど、どれくらい使っていいかな…?
安いのか、高いのか。生きていく上でお金を実際の数字として捉えられることはとても大切です。AIの進歩により、お釣りの計算は必要のないものになりつつありますが、それでも、「何を買うのか」「どちらがお得なのか」、選択するのは私たちです。ですが、いきなり大きな数の比較、数量感覚を身につけることはできません。小さなうちから少しずつ基礎を積み重ね、生きていくための金銭感覚へつなげていきたいものです。
まずは、ミツバチを1匹。
数の名称と実際の量が一致しない子は、実物を使いながら練習します。
楽しいものを使ってモチベーションを上げながらの方が学べる子もいれば、シンプルなブロックの方がわかりやすい子も。お子さんの特性に合わせて支援していきます。
大きな数も、まずは「1」から。
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