大人の発達障がいと学童期の支援
縁あって、大人の発達障がいの方々とも繋がりがあります。
皆さん診断を受けていることもあり、様々な悩みをお伺いします。
「仕事で色々指示されると、どこから手につけたらいいかわからない」
「締め切りが●日だからそれまでに出来ればいいやと思ってたら、数日前には出して確認もらえと怒られた」
「自分なりに一生懸命やってるけど「ミスが多い」と怒られる」
「会社がこっちの特性理解してくれなかったから、出社初日に辞めた」
一方で、悩みながらも上手く対応している人もいます。
「自分なりに手順書を作って、その順番にそってタスクをこなしてる」
「ADHDのせいでミスが多い分、他の人に確認してもらいながら進めてる」
「ASDでこだわりが強いけど、その分粘り強いと思って頑張ってる」
お話していく中で、この違いは早い段階から支援を受け、自分の特性を理解して対応策ができている部分が大きいように思います。
発達障がいは生まれつきの特性なので、完全に無くすことは困難です。
ただ、特性との付き合い方を知っていれば、苦手なことがあっても乗り越えていけます。
私の知っている発達障がいの方々は、幼児~50代まで様々です。
また、診断を受けたタイミングも人によって異なります。
大人になってから特性による問題に対処しようとすると、大人・仕事で求められることのハードルが高すぎてとても大変です。
「もっと早くわかっていれば」と、診断を受けたお子さんのほとんどのお母さんが後悔されます。
ですが、「発達障がいと人生」を考えた時、日々の中で様々な問題があったとしても「まだ十代」と感じます。
「今」が一番早い段階です。
今始めれば、それだけ早く支援を受け、苦手を知って対策を考えていけます。
この塾でお子さんの長い人生の基盤を築いていくお手伝いができたらと考えています。
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